政治に人間は必要なくなる!?

森友学園の文書改ざん問題で、政治や行政に対する信頼が大きく揺らいでいます。


こういった不正行為は今に始まったわけではなく、人類が政治という人間に対する統治をはじめて以来、権力の座にあるものが自分たちの都合のいいようにしようと、人が見ていないところで行われてきたことは枚挙にいとまがないのです。


人間が【地位・名誉・お金】に対する欲望がある限り不成功を防ぐことは難しいと思います。


そもそも、これらの欲は人間の原始的な生存本能と密接な関係があり誰しもが持っているものです。


この欲を否定したところで、不正を働く人がいなくなるわけではありません。


では、どうすればいいのか?

それは、政治や行政など重要な仕事から人間を追放することで解決できます。



人間がやらないで誰がいったい政治を動かすのか?それは、近年急激に発達しているテクノロジーによって代替することができるようになります。

それでは、今後実現が期待されるテクノロジーを政治の世界に応用するとどうなるのかを考えていきたいと思います。


mayor-917149_640.jpg



政治に人間は必要なくなる!?




スポンサーリンク





ー ブロックチェーンで改ざんは不可能に!!


いまの日本の行政は書類主義です。紙の書類がなければどんな話も動くことがありません。この何世紀も続く仕組みは記録が残るという点では、一見合理的ですがしょせん紙の書類なのでどうとでも改ざんすることができます。


また、燃えてしまえばそれまでですし、保管に場所を取ります。場所をとるということはコストがかかるということです。

それらの膨大な書類の中から、必要な書類を探し出すのも手間でしょう。手間ももちろんコストですね。人件費がかかるということですから。


20世紀にコンピュータが発明されて以来、コンピュータは私たちの生活に欠かせないツールとして発達してきました。

このコンピュータのデータベースを使用して、紙の書類で問題になっていた手間やコストを省くことが可能になりました。

しかし、コンピュータによって書類をデジタル化したとしても、災害時のコンピュータのダウンや外部・内部からの改ざんの問題は引き続き残っています。


その問題に対する現代の回答がブロックチェーンです。

ブロックチェーンの仕組みについては【5分でわかるブロックチェーン】を参考にしてください。


ブロックチェーンは大雑把に言えば、世界中のコンピュータでデータを管理しよう。新しいデータの記載(トランザクション)についてはみんなで検証して、問題があるものは書き込むことができないように、つまり不正ができないようにしようという仕組みです。


このブロックチェーンは皆さんご存知のビットコインの仕組みになっており、現にビットコインは新たな貨幣として世界中で使用されています。


もしブロックチェーンが改ざんできてしまうような弱い仕組みだとしたら、ビットコインを持っていない人の、わたしは100ビットコイン持っているという主張が通ってしまうわけですから、仕組みとして成り立っていないわけですが、そうでないことは運用がうまくいっていることによって証明されています。



このブロックチェーンという仕組みを使って、重要書類【戸籍】【土地の謄本】【契約】などを管理すれば、従来の紙の書類やサーバベースのコンピュータ管理の弱点が克服できます


このブロックチェーンが世に出て10年くらですから、欠点がないわけではありません。混み合うと処理に時間がかかったり、処理してもらうためには管理している人に対して一定のコストを支払う必要があったり、ブロックチェーンも克服しなくてはならない問題はあります。


しかし、時間に関してはオフチェーン処理と並行して速度の向上をはかったり、DAGと呼ばれる処理にコストがかからない新しい仕組みが出てきたり、日夜ブロックチェーンの世界は進歩を遂げています。



政治や行政がどのタイミングで、ブロックチェーンを採用するかはわかりませんが、いずれはブロックチェーンを使用して記録を管理することは当たり前のことになります。


そうなれば・・・


政治家「◯◯の文書はマズイから書き換えておきなさい」

官僚「先生、ブロックチェーンなのでそれは不可能です」

市民団体「重要書類を検索したら◯◯がでてきました。どういうことですか?」


つまり、不正が困難な政治が実現します。


一番、ブロックチェーン化をしたくないのは政治家でしょうが、政治家がブロックチェーンがなんたるか理解できないうちにはやいところブロックチェーンを行政に導入してしまってはいかがでしょうか?



スポンサーリンク




ー AIが政治をする未来


政治を行って国を運営していく法律や仕組みを調えるのは政治家の仕事です。

しかし、政治家にも主義主張があるので、彼らに任せている限り彼らにとって都合がいい仕組みが採用されがちです。

民主主義を採用している国では、多数の民意が採用されている建前になっていますが、それは多数派の民意であり、例えば高齢者が多い日本では高齢者にとって都合がいい民意が採用されがちです。



現在のスーパーコンピューターの性能は、ようやくわたしたちひとりの人間と同じくらいの脳の性能だと言われています。

コンピュータの性能は止まることなくこれからも向上していきますから、それほど遠くない未来に1台のコンピュータが世界中の人類の脳を足したよりも賢くなると言われています。

その段階に至れば、政治はもちろん日常のあらゆることをコンピュータのサポートを受けるようになるでしょう。


現在人類が抱えている問題はコンピュータ(AI)の計算によって解決していくようになり、科学的な命題もAIとともに答えを導き出し、人類の進歩にAIは欠かすことができない存在となります。


おそらくは30年後にはそのような世界は実現しているでしょう。

AIが政治(政治という言葉はなくなっているかもしれません・・)を担うようになれば、即問題に対する解決策が提示されて、その実行の多くをAIが担うでしょう。


人がすることは実行するか否かの判断だけです。


本来、政治とは問題に対する解決策を実現化するための役割のはずです。

そこに人がのしかかっているいまの仕組みは、良くないことです。


これまでは人類よりも賢い存在がいなかったために、人間が政治をしていたことはやむを得なかったことです。

これまでの最善の政治的な仕組みが民主主義であったのでしょう。


それも今や終わりのフェーズに差し掛かっています。




ー ナノテクノロジーを応用した感情のコントロール



現在、研究が進んでいる分野であるナノテクノロジーは、その成果が期待されています。


将来的には人間の体内にナノロボット(ロボットと言ってもナノサイズなので体に入っていることは自覚できません)を住まわせ、ナノロボットが体内をモニターし病気の予兆があればすぐに治療にあたり、手に負えない問題は医療センターにデータを送り、医療センターで治療を受けるようになります。


また、近年老化の仕組みが解明されつつあり、ナノロボットによって老化を遅らせる、または肉体を若返らせることができるようになると言われています。


このナノロボットによって人類の学習の方法は著しく変化し、ちょうど現代の私たちがスマホにアプリをダウンロードするように、新しいことは瞬時に学ぶことができるようになるでしょうし、運動方法もダウンロードした瞬間に獲得できます。

例えば、ウインブルドンの選手と同じプログラムをダウンロードすれば、その瞬間からプロのテニスプレーヤーと同じようにプレイすることができるようになります。


知は人類で共有するものになります。


このナノロボットは通信のあり方も劇的に変化させるでしょう。今のような、電話やスマホは過去のものになり、ナノロボットを通じて人類は直接、意思疎通するようになります。

テレパシーを思い浮かべてもらえばわかりやすいでしょう。会話や文章というコミニュケーションが失われる時代がやってくるかもしれません。


そのナノロボットですが、当然脳内のドーパミンなどの神経伝達物質に作用することもできるようになるでしょう。

この機能を使用すれば、人間の欲望を抑えることができ(必要な欲は別です)犯罪行為や不正行為を事前に防ぐことができます。

人間の欲とは生存本能から来ており「不足する」ことの恐れが有るからこそ、欲望へと駆り立てられるのです。


非常に抵抗を感じる話かもしれませんが、可能性として将来は人間による不正はなくすことができると伝えておきたいと思います。



ー 中央政府は消滅・地方自治がはじまる


これまで述べてきたことからも、中央政府は今後必要なくなっていくことは容易に想像して頂けると思います。

法律は必要なくなり、倫理規範のようなものにもとづいて行政は運用されていくでしょう。

インフラなど生活に必要なものはAIが整えてくれる時代になります。

都市や地域ごとに管理されるようになるでしょう。その仕事の多くはAIが担いますが、地方行政官と呼ばれる市長のような人は残るかもしれません。


その頃の人間の仕事は、遊ぶことです。言い換えればやりたいことをやる毎日です。


かつての植民地時代に一部の貴族や特権階級が奴隷を持って、豊かさを謳歌したように、未来の人類はロボットを奴隷化することにより豊かさを再び謳歌します。


生活に欠かせないもの、食料・住まい・衣服・移動・これら全てAIロボットが生産する時代がやってきます。

働く・労働するという言葉が死後になり、人間はほんとうにやりたいことだけをやる時代がやってきます。


その頃の人類の課題は、寿命の飛躍的な向上による人口増加がもたらす居住環境の問題でしょう。

このフェーズでは否が応でも、宇宙移住に目を向けなければならなくなります。


ちょうど先日亡くなった物理学者のスティーブン・ホーキング博士が人類の課題は地球外への移住であると語っていたように、それが現実になる日は私たちが思っている以上にはやくやってきそうです。

SFが宇宙への探査をドラマに描くような現実がやってくるのです。


少し本題とずれましたが、政治自体がオワコン(終わっている)であることは実は若い人たちは気づいているのかもしれません。





この記事へのコメント